きた日誌

2018.11.19更新

理事をさせてもらっている日本ホロス臨床統合医療機構と、立命館大生物資源研究センター、SOFIX農業推進機構のコラボ企画

『 食から健康を考える医食農交流会 』が開催されました。

医食農交流会風景

 

予想を超える参加者さんに集まっていただき、熱気あふれる会となりました。参加者さんをはじめ、会の企画・準備・開催に関わったすべての方々に、感謝いたします。

 

立命館大生命科学部生物工学科 久保幹教授、当会代表世話人 森嶌淳友先生、立命館大薬学部薬学科 田中謙教授 3名の講演

SOFIXを利用した有機野菜弁当のお昼ご飯

講演会後交流会

というプログラムでした。

 

各先生からの講演は、ほんとうに圧巻でした。

ふだん、食について、患者さんにお話する立場である医師としても、土についての久保先生、SOFIXの取り組みは、知らないことばかりで、とても興味深いものでした。これまで、化学的な診断に基づいて、土に栄養だけを与える方法を行ってきた結果、土壌微生物たちが激減し、一見データ上は健康な土も、微生物たちにとっては、とても棲みにくい環境になっていました。

 

それを、久保先生が「生物性」という観点から、土壌をみる、診断することを提案されました。微生物たちが多様に、多く棲んでいる土壌からできる植物、作物たちは、生き生きとしていて、栄養価も満点、さらには収量もあがる。そんな革命が起きました。

 

よくよく考えてみると、これはまさにヒトでも同じことが起きているんですね。検査データだけで病気をからだを評価、診断する。一見、検査結果が正常域の方でも、からだの不調がとれないばかりか、実際にある病気もわからない…

同じ有機体として、生命をもつ体内、体外細菌たちの存在を忘れ、無視して、健康を考えてきた医学。腸内細菌のみならず、口腔内、皮膚、子宮内、さらには、私の専門領域鼻内の細菌叢が、実はヒトの健康にどれだけ役に立っているか、大切か。

 

土壌微生物のお話をお聞きして、あらためてヒトの細菌叢、フローラの重要性に気づかされれました。カラダの細菌叢が棲みやすい環境こそが、健康なカラダ・ココロといえますね。これからは、何を食べるか?という段階は終わり、どんな土壌で育った、どんな育てられ方の食べものか?が大切な、次のステージにすすんでいかないといけませんね。

各先生方 ありがとうございました。

お弁当も最高でした。提供:(株)坂ノ途中さん

弁当

 

久保先生と

投稿者: きたにし耳鼻咽喉科

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