医院情報

院長挨拶

院長挨拶

当院では、待ち時間や診察時間を気分よく、有効に過ごしていただけるように工夫しています。当院の診察室と待合室は、広く、明るいのが特徴です。待合室には、耳鼻科に関する豆知識などのポスターを掲示しているので、ぜひご覧ください。また、必要に応じて、検査や治療に関する資料をお渡ししています。

 
 診察の際は、「患者様が、自分の家族だったら」という思い・姿勢でのぞんでおります。心配していること、ご相談したいことは、遠慮なくお聞かせいただきたいと思っています。
また、患者様のプライバシーについては、極力配慮していますので、ご安心ください。今後も、地域の皆様の健康維持・増進にむけて、努力してまいります。よろしくお願いいたします。

 最近では、著書をはじめ、各健康系雑誌にも記事を掲載していただいき、情報を発信する機会が増えました。私の行っている治療、診察に対する考え方などをご覧になり、ご参考ください。
院長:北西 剛

著書:『耳鼻咽喉科医だからわかる意外な病気、治せる病気』(現代書林 2014年)
   『もうくり返さない!副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎を一気に治す!』(TJ MOOK 宝島社 2018年)
   『難聴・耳鳴り・めまい「治る」には理由(わけ)がある』(ルネッサンス・アイ 2019年)
   『もう悩まない!副鼻腔炎・花粉症を薬に頼らず治す!』(TJ MOOK 宝島社 2019年)

経歴  院長 北西 剛

昭和41年 大阪府守口市に生まれる
昭和61年 滋賀医科大学医学部入学
平成4年 滋賀医科大学卒業、同大学医学部附属病院耳鼻咽喉科入局
平成6年 豊郷病院耳鼻咽喉科(滋賀)医長
平成11年 滋賀医科大学医学部附属病院耳鼻咽喉科助手
平成13年 彦根市立病院耳鼻咽喉科医長
平成17年 きたにし耳鼻咽喉科 開院
平成26年 医学博士号(学位)取得

耳鼻科関連資格

  • 一般社団法人日本耳鼻咽喉科学会専門医
  • 特定非営利活動法人日本気管食道科学会専門医
  • 身体障がい者福祉法指定医(聴覚障害、平衡機能、音声・言語障害)
  • 日本耳鼻咽喉科学会補聴器相談医

平成29年現在 守口市医師会理事 学術委員長

耳鼻科以外 資格・役職
  • 日本アーユルヴェーダ学会 理事長(2018年より)
  • 日本統合医療学会 認定医 
  • シャーラーキャ・タントラム研究会 代表世話人
  • 日本東方医学会 理事・編集委員
  • 日本胎盤臨床医学会 認定医・理事
  • 日本ホメオパシー医学会 認定医
  • LFHom(Faculty of Homeopathy)ライセンス
  • AEAJ認定アロマテラピーアドバイザー
  • 森林セラピスト
  • Healthy Food Concierge / 野菜ソムリエ(ジュニア) / メディカルサプリメントアドバイザー
  • 阪神タイガースネット検定合格
  • 杏林予防医学研究所 細胞環境デザイン学認定医
  • アルケミスト認定 ユニバーサルヒーラー
  • プライマリーウォーキング 認定指導員
  • Dr.Morishima style Bioresonance Academy 振動療法認定医
  • 一般社団法人 日本ホロス臨床統合医療機構 理事
  • 大阪高齢者大学校 講師

これらの耳鼻科以外の資格については、少しでも治療に役立てたいという気持ちから取得しました。

人間の身体は、単なる部分・臓器の集まりではありません。「みみ・はな・のど」だけを診ていても、治らないケースはたくさんあります。

薬や手術が適した症状・病気もありますが、ここに挙げた『代替補完医療』『伝統医学』『統合医療』の力をあわせて、治療にあたっています。医師や薬が「病気を治す」ことだけに目を向けず、病気自体が、さらには患者様の「身体が自ら治る」ことが大切だと考えています。

今までは、医師が検査や治療の内容を患者様に説明して、同意していただくinformed consentが主でしたが、それに加えて、患者様自身からもいろんな情報や提案をいただき、私たち医師と一緒になって治療法を探っていく、shared decision makingという考え方が広まってきています。ともに話しあって、いい解決方法をさがしましょう。

初診の方へ

初診の方へ
  • かならず保険証をご持参ください。転居や転職などによる変更、有効期限、ご出産などに伴う追加など、 内容に変更がある場合は、受付にお申し出ください。
  • 他の病院、医院などで治療を受けられている場合は、可能な限り、服用中の薬の種類をお教えください。薬自体や、お薬手帳などをご持参いただいても結構です。

診察・検査の進め方

  • 受付で保険証をご提示ください。カルテを作成いたしますので、問診表にご記入いただき、お待ちください。順番にお呼びいたします。
  • 当日に検査が可能なもの(聴力検査、血液検査、咽喉頭ファイバー、CTなど)は、必要に応じて施行します。また、超音波エコー検査などは、当日もしくは予約をして施行しています。 当院では行うことが出来ないMRI検査などは、症状に応じて近隣の病院に予約をおとりします。
    当日、検査結果が出ないものにつきましては、後日、再診時にご説明いたします。

診察所要時間

診察所要時間
  • 曜日や時間帯、また花粉症や風邪などの季節によっては混み合うことがございます。
  • 当院は、高齢の方の受診が多いため、現在は電話やネットなどでの予約を行っておりません。 来院された順番に診察をしますが、症状や診察内容により、順番が前後する場合がございます。
    ただし、諸事情をお持ちの患者様(車いすの方、新生児、癌治療後など抵抗力の落ちている方など)は、 事前にお電話をください。診察時間の調整をします。

診療内容

耳:急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、外耳炎、耳鳴り、外耳湿疹、突発性難聴、耳垢、めまいやふらつき、メニエール病、頭位めまい症等。

鼻:アレルギー性鼻炎、花粉症、鼻中隔弯曲症、慢性副鼻腔炎、肥厚性鼻炎、急性副鼻腔炎、筋緊張性頭痛、偏頭痛、嗅覚障害、鼻ポリープ、鼻出血等。

のど:急性・慢性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎、咳や痰、急性・慢性気管支炎、気管支喘息、急性・慢性副鼻腔炎、味覚障害(舌炎、貧血)、声帯麻痺、喉頭がん、咽喉頭異常感症、逆流性食道炎等。

睡眠時無呼吸症候群

その他:補聴器相談、ピアスの穴あけ等。
・ピアスの穴あけは、保険適用外です。当院では、片方、両方に関わらず、5,000円です。
・穴あけと同時に着用するピアス(=第一ピアス、またはファーストピアスと呼ばれています)は、当院が用意した中からお選びいただけます。持参の必要はありません。
・第一ピアスは、 1ヶ月~1ヶ月半の間、取り外さずに装着してください。その後、お好きなピアスに換えてください。

悪性腫瘍の発見・診断実績

当院での、悪性腫瘍の発見・診断実績は
喉頭がん、扁桃がん、甲状腺がん、上顎がん、 頬粘膜がん、肺がんなどがあります。

院内紹介

設備紹介

重心動揺計

重心動揺計
  • 検査板に乗ってバランスをとるだけで、原因が内耳や脳にあるのかを知ることができる有用な検査です。
  • 数少ない、めまい検査の一つです。
  • めまい、ふらつきは、1つの検査だけで診断がつくことはまれです。詳しい問診や経過観察、また必要な検査を行う必要があります。
  • 2019年1月 『難聴・耳鳴り・めまい 「治る」には理由(わけ)がある』(ルネッサンス・アイ)を上梓しました。当院での考え方、様々な治療を紹介していますので、ご参考ください。

聴力検査

聴力検査
  • ほとんどの耳鼻科に設置されていますが、聴力検査を行う機器、検査室です。
  • 当院では、純音聴力検査(音を聞きとる検査)に加えて、語音聴力検査(ことばを聞きとる検査)も行うことができます。
  • 当院(院長)は、難聴の身体障害者手帳の指定医師となっております。高度難聴で、身体障害に該当される場合は、検査を行った上で、手帳申請の必要な書類を作成させていただきます。
  • また当院では、補聴器をおつくりすることも可能です。原則は、第1,3金曜日午前 または 第2、4水曜日午後(完全予約制)に、補聴器外来を行っております。
  • 重心動揺計の欄にも掲載していますが、『難聴・耳鳴り・めまい 「治る」には理由(わけ)がある』(ルネッサンス・アイ)を上梓しました。難聴、耳鳴りでお困りの方は、ご参考ください。

超音波エコー

超音波エコー
  • 頚部のはれ、特に甲状腺、頚部リンパ節のはれ、顎下腺・耳下腺などの疾患の診断に有効です。
  • 原則的には、予約で検査を行っています。
  • 特に、甲状腺疾患は、症状がない・検診で指摘された、というケースが多くなっています。必要性に応じて、目立った症状がない場合でも、定期的な検査をおすすめしています。
  • なんとなくだるい、ふらつく、階段の上り下りがつらい、などの症状で、内科、産婦人科、心療内科・精神科などで診察を受けたけれども、何も異常がないといわれた、という場合でも、当院で詳しく調べてみると、甲状腺が原因だったというケースを多く見かけます。
  • なお、針などを用いて、甲状腺内の細胞を調べる検査(細胞診)については、当院では行っておりませんので、その必要がある、適応があると判断された場合には、病院、施設などをご紹介しています。

喉頭ファイバー

喉頭ファイバー
  • 鼻から細いカメラを挿入し、鼻からのどの奥までを観察します。特に絶食などの準備は必要ありません。受診していただいた当日に検査を行うことができます。
  • 解像度のよいレンズを装着しているので、通常のファイバーよりも鮮明な画像が写り、鼻咽喉頭の疾患がわかりやすくなります。
  • がんなどを鮮明に映し出すことができる最先端のファイバーを使用し、より正確な診断を行っています。
  • 最近、ご相談、ご紹介が多くなっている「後鼻漏」「慢性上咽頭炎」などの診断にも有用です。

赤外線CCD眼振カメラ

赤外線CCD眼振カメラ
  • 赤外線CCDカメラによる、眼振検査を導入しています。
  • 詳しい問診や重心動揺計などを組み合わせて、耳鼻科のめまい疾患(メニエール病、頭位めまい症、前庭神経炎など)を、より正確に診断、治療しています。
  • めまい、ふらつきについては、たいへん多くの方、遠方からのご相談、来院をいただいています。適切な西洋医学的な診断や治療に加えて、生活習慣、食生活、ストレスによる自律神経の乱れ、有害重金属の影響、エレクトロスモッグ(電磁波などの影響)、腸内環境の悪化など、多くの原因についてお話ししたうえで、自由診療を含めた様々なアプローチで、治療しています。

花粉症 炭酸ガスレーザー

花粉症 炭酸ガスレーザー
  • アレルギー性鼻炎、花粉症に対して、当院では炭酸ガスレーザーを用いた焼灼術を行います。鼻出血の止血にも使用する場合があります。
  • スギ、ヒノキなどの花粉症、ダニ、ハウスダストなどの通年性鼻炎ほか、原因には関係なく治療できます。
  • ある程度の時間(10分程度)治療を受けられる年齢(おおよそ中学生以上)の方に受けていただくことができます。
  • 健康保険の適応となっている治療法で、3割負担の方でおおよそ9000円前後(2019年現在)の治療代金になります。
  • 当日を含めて施術後は、特に日常生活に制限などはなく過ごせます。
  • 当院では、基本的には治療日時を予約していただいています。お電話などでお問い合わせください。

耳鼻咽喉科用CT

耳鼻咽喉科用CT
  • 当院では、耳鼻科用CT装置を設置しています。
  • コーンビームCTと呼ばれ、従来のX線CT装置と比べ、一回転の照射で立体画像を得られるため撮影時間も短く済み、撮影廃液もなく、身体並び環境にも配慮された機器です。
  • 精密な立体画像から難治性の鼻閉(鼻づまり)、後鼻漏、副鼻腔炎、中耳炎、難聴などの診断に有用です。
  • また、非常に小さい耳小骨、耳管まで、はっきりと抽出することも可能です。
  • これまで、病院に紹介させていただき、撮影していただいていた手間がなくなります。また、レントゲン写真では、不明瞭でわかりにくかった病変(に耳鼻科領域の副鼻腔は、レントゲン写真での診断は不確実になりやすい)が鮮明に診断できます。診断、治療方針決定、病気の経過観察などに、たいへん有用です。
特徴として

・座って撮影ができる。
・超低被曝なので身体や環境に配慮されている。
・3D立体、0.05mmのスライスで、とても精密な画像診断が可能である。
・歯の詰め物など、金属アーティファクト(画像の乱れ)が非常に少ない。
などがあります。

なお、一般診療所(脳神経外科、耳鼻咽喉科、歯科、放射線科など)で、CTやMRIを導入されているクリニックがありますが、画像診断が不必要とされる症状や病気にも検査を行ったり、必要以上に 頻繁に画像検査が行われている場合があります。
CT検査は、低被爆であっても、被爆することには変わりがありません。

決して、簡単に撮影できるからCT検査をするのではなく、あくまでも、検査の必要性をじゅうぶんに検討した上で、CT検査を行う方針です。その点、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

交流磁気治療

交流磁気治療
  • 血液促進作用や鎮痛作用など様々な症状に作用する磁気治療器です。
  • 当院では、難聴、耳鳴り、めまいの患者様にもとても有効です。
  • 難聴、耳鳴り、めまいの症状に伴って、肩こり、頭痛をお持ちの方が多く、こうした症状に対しても、継続的に治療を行うことで、効果があがります。
  • 自著『耳鼻咽喉科医だからわかる意外な病気、治せる病気』(現代書林)でも、交流磁気治療を紹介しています

還元電子治療(Mi energy)

還元電子治療(Mi energy)
  • 自律神経バランスが乱れることで、末梢循環が悪くなり、様々な体調不良の原因になります。
  • 特に、耳鼻科の疾患では、自律神経のバランスの乱れと関連する場合を見かけます。耳鳴り、難聴、めまいやふらつき、のどの異物感など、多くの症状が、自律神経の乱れと関連しています。
  • 当院では、自律神経機能検査(TAS 9 view)を行い、エネルギー量、交感神経・副交感神経のバランスを見ることで、患者様の自律神経の状態を把握して、治療や経過を見ることに役立てています。
    この検査により、自分でもわかっていなかった、エネルギーの不足、自律神経の偏りが把握できます。

呼気一酸化窒素濃度測定検査(NO breath)

呼気一酸化窒素濃度測定検査(NO breath)
  • 吐く息に含まれる一酸化窒素(NO)の量・濃度を測定して、アレルギーの反応を調べる検査です。
  • 病気としては主に気管支喘息などの診断に使われます。健康保険が適応される検査です。
  • 特に、咳が止まらない、咳が長引いているといった症状で、お困りの方を多くみかけます。この検査で、アレルギー反応、気管支喘息の傾向があるかどうか、を調べることで、必要な治療薬を決めやすくなります。また、あらためて検査をすることで、症状や病気が治ってきているか、経過をみることにも役立ちます。

水素吸入治療

水素吸入治療
  • 2007年 日本医科大学 太田教授研究チームが、『水素が体の中の悪玉活性酸素を消去する働きがある』という報告をされて以降、いろいろな疾患での治療効果が研究、報告されています。
  • 水素治療には、吸入、水素水飲用、水素サプリメント、水素点滴…など、いくつかの方法があります。その中でも、水素吸入は、目立った副作用もなく行える方法として、注目されています。
  • 当院でも、すいそ21研究会理事をはじめ、臨床水素治療研究会などに所属して、水素治療の臨床研究を続けています。2017年以降、水素の臨床研究発表も行っています。
  • 患者様にもご説明、ご相談しながら、当院においても、難聴・耳鳴り・めまい・慢性上咽頭炎など、各種疾患、症状に対して水素吸入を使用して、たいへん良好な経過を得ています。詳しくは、診察の際にお話ししています。

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